今は昔、現像所の初号試写室でスタッフしか見られなかったもっともビビットでピュアな画像が、10年余の技術革新を経てコアなAVマニアでなくても気軽に家庭で見れらる時代になったことは素晴らしいなあと素直に思います。そして“それ”を望んでくれる多くの方がいてこその今回のブルーレイ化であるわけで、おかげでまた初号試写のあのキンチョーと感激に再会できるのです（汗）。

役者さんを交えたトークとして、企画当初のロジャーとドロシーの関係に対する製作者側の思惑とその変遷を語りつつ、そこに宮本、矢島両氏の役に対する思い入れを重ねてもらい、そのギャップで盛り上がるには一番のテキストになりうるエピソードだと思ったからです。ドロシーに対してモノ（ロボット）として扱いつつ、どこか人間（女性）として感情移入しているロジャーのアンビバレンツな立場は本話で完成を見ます。

アニメ作品の賞味期間がアイドル並に短くなってしまった昨今において、未だ本作品を支持していただいていることを嬉しく思うと同時に深く感謝します。次のメディア（ポストブルーレイ）が何になるかわからないけど、その時もまた買って下さい（笑）。ビッグオーの新シリーズもしくは私の新作を希望される方はバンダイビジュアルかサンライズまで！ただし“炎上”はだめだよ（爆）。

フィルムノワールの世界に似合うアールデコデザインを意識して作り上げました。 そう意識したものが10年経っても色褪せないのだと思います。

40年前の記憶じゃないですが、10年前の記憶を失っていた私に（笑）一瞬にして記憶を思い起こさせてくれるほど、皆さんお変わりなく素敵な方々でした。 宮本さん、矢島さんの当時の記憶に圧倒されて、10年間の記憶が一気に蘇りました。

レーザーディスク、DVDそしてブルーレイと買っていただいている皆様。 本当にビッグオーを愛していただけているんだと嬉しく思います。 当時子供だった方も、大人になってビッグオーを応援してくれるファンもいると聞きます。 海外のファンの応援もいまだある作品です。 10年分の感謝の気持ちを込めて……ありがとう、そしてありがとう。

ロジャーを演じた瞬間に、収録当時のスタジオの部屋を思い出しました。昔の歌を聞くと、その頃の思い出が甦ると言うけど、それと同じかもしれません。自分の声が懐かしかったです。久し振りのロジャーでしたが、とても自然に出来ました。体が覚えているのでしょうね。

片山監督と、さとうけいいちさんのお話がとても面白くて、「ビッグオー」の企画の立ち上げから、キャラクターの設定、色の選び方、音の入れるタイミング、キャスティングなど、お二人の努力と情熱に、ただもう感服しました。少年のような人達！矢島さんは、相変わらず素敵で、お茶目で、ちょっと天然で、少女のような人！時間があっという間に過ぎ、楽しいひと時でした。

「ビッグオ―」が好きな人は、渋い人。最高のアニメファンです。見る目があります。その目で、生まれ変わった「ビッグオー」をお楽しみください！

なつかしかったです。古くからの友人（？）に会えたような。あ、でも「ドロシー」は歳をとりませんでしたね

久しぶりに皆さんとお会いできて楽しかったです。当時はアフレコに集中していたので、今回様々なお話がうかがえて面白かったです！

他に無い雰囲気を持った作品で、私も今でも好きです。どうぞ皆様も、この作品をたっぷりどっぷり楽しんで下さいね。これからもどうぞ宜しく